ハロン棒|移動柵""

ご挨拶

昭和27年よりシリコンコーティング及びポリエステルライニングの研究をはじめ、昭和28年末に 本邦最初のシリコンコーティング専門工場として創業 その後、各種ライニング加工をはじめとし、モーターボート、耐薬品タンク、耐薬品熱風乾燥炉 冷却搭、各種コンテナ等を製造 常に強化プラスチックスの技術面におけるパイオニアとして努力してまいりました。 昭和40年よりFRP製の競馬用具の試作、開発に着手し埒、置柵、ハロン棒等を完成 その間、昭和41年に株式会社に組織を改め播磨成型株式会社を設立 業務の多岐発展に伴い昭和48年に現在の社名、株式会社ハリマに改称 現在は競馬場、馬場施設・用具の製造を主に各種機械カバー、容器、フラワーボックス等を 製造いたしております。 創業以来55年間に得た多くのデータを基にFRPの基本設計・デザイン・製造技術は各種の 需要に即応することが可能です。

製品情報

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技術情報

出荷時笠木

FRPとは

Fiber Reinforced Plastics の略で「繊維強化プラスチックス」といわれています。 強化材にガラス繊維(Glass Fiber)を使用するものをGFRP、炭素繊維(Carbon Fiber)を使用するものをCFRP、アラミド繊維(KEVLAR)を使用するものをKFRPと区分して呼ぶ事も有ります。 プラスチックは汎用的には不飽和ポリエステル樹脂が使用されますが、その用途によりビニルエステル樹脂やエポキシ樹脂が使われます。 一般的にFRPと呼ばれているものはガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂の組み合わせで作られています。

上下調節式置柵

FRPは何故強いか

FRPは鉄筋コンクリートに例えることが出来ます。 即ち、鉄筋に相当するものが繊維で、コンクリートに当たるものがプラスチックスです。 ガラス繊維の引張り強さはステンレス鋼(SUS304)の7倍、炭素繊維にいたっては10倍に達します。 またFRPは複合材料なので、金属にみられる様な降伏点がなく破壊寸前迄変形を起こしても元に戻り永久歪みは残らずに復元する為、大きなエネルギーを吸収出来ます。

工場笠木

FRPの強度と性能

FRPはよくアルミニュームより軽く鉄より強いといわれますが、その強さの内容を金属と比較すると種々の相違点があります。 一般的にFRPの引張り強度は比較的大きいですが、曲げ弾性率が鋼の一割程度しかなく変形が大きいと云う事が知られています。 金属の降伏点は破壊強度よりかなり低いですが、FRPでは降伏点は一致しています。 FRPは比重が鋼の1/4しかなく強度と重量の関係からみれば、しばしば金属材料より有利な場合が多いです。FRPは金属と比べ衝撃強度は低く衝撃に対する抵抗力は破壊寸前迄に吸収し得て、歪み エネルギーの大きなFRPの方が優れています。 鋼板では永久変形の起こるような場合でもFRPでは元に戻るか、またはそれ以上の大きな力の場合は局部的に破壊するだけです。

ハロン棒

FRPの特徴

1.軽くて強い 特に重量比強度が他の材質より優れている。
2.耐薬品性が良い ほとんどの酸、アルカリに耐える。
3.着色ができる 成型時に着色をすれば塗装の手間が省ける。
4.修理がしやすい 万一破損しても簡単に補修出来る。
5.形状の制限が少ない 曲面を多用した柔らかく斬新なデザインのものがつくれる。

会社概要

  • 社名   株式会社ハリマ

    本社   〒599-8244
         大阪府堺市中区上之853

    代表者  今井 純二

    資本金  2,500万円

    創業   1966年(昭和41年)

    決算期  12月末日

    TEL    072-237-2921

    FAX    072-237-5706

    e-Mail  harima@harima-frp.com

    取引銀行 りそな銀行 泉北支店
         三井住友銀行 鳳支店
         池田泉州銀行 泉ヶ丘支店